バズ・ライトイヤーと対戦
まずは一つ。今作、公開前にポリコレ云々で若干燃えてましたけど、今回のポリコレ要素はメインストーリーを邪魔することなくしれっとさり気なく差し込まれていてかなりバランスが良かったです。これでポリコレ云々を公開前に打ち出したりしなければ更にいいと思います。映画全体としてはサプライズ要素を含めつつも王道のSF冒険譚としてソツなくまとめられている印象。予告から受ける印象とは結構違う方向にストーリーが進んでいくので見てて飽きない良い映画だと思います。ただこれはメタ的な指摘になりますが、90年代に少年アンディが見た映画という設定にしては全体的に作りが現代的すぎるなという印象があり、総合的に見たらちょっとケチがついてしまうなと感じました。
ストーリーの王国帰還編を読みました
あれ……?もしかしてこれ、面白い……!?ネクサスを打倒するという当初の目的を果たした初期7人が実家に帰省して色々やる話。なんだかんだで色々積み重なった描写がそれぞれの着地点に向かい、なんかいい感じにまとまってて良かったです。個人的な好みもあるけどローウェン&イザベル編はちょっとウルッとしちゃったよ。まあおそらく展開的にはそろそろクライマックスっぽいのでなんだかんだ整理したかったんだろうと思う。しかし今回のストーリーがなまじ良く出来てるだけに、メインキャラの掘り下げが早々に終わったせいでかなりのロングパスになってしまったストーリーの展開の遅さや、アリサ一人でネクサスを倒してしまって他の6人が蚊帳の外だった時空流転編とか、もうちょっとうまく道中書けてたらもっとよかったのになあ…という不満が噴出してしまうなど。頑張れシャドバ。