白雪姫と対戦
「自分の分け前を他人に与えてみんなで幸せになろう!」……言わんとすることはわかるけど、その言い回しはなんか共産主義っぽくて危なくないか?というわけでディズニー実写シリーズの一作なんですが。う~~ん、微妙……。まあ題材が題材なんでバトルシーンはそんななくて白雪姫と女王が精神的に戦う作品なんですけど、そのせいでなんかカタルシスが足りないと言うか…。ラストで美しさ(=精神性)で白雪姫に優位に立たれた女王が魔力だの何だので戦って抵抗しないのも違和感あるし、対する白雪姫も精神的な成長は遂げるけどなんかノリで王国を奪還しに行くので状況的な説得力も少なく。バトル漫画のバトル抜きみたいな作品なんですけど、バトル部分って重要だったんだなと思いました。あとこれミュージカルシーンが不味くて、ボーカルの技量とかは問題ないんですけど、カメラアングルが人物のアップor遠景からダンスしてるカットの2パターンばかりで絵として単調なんですよね。音響はかなり頑張ってるんですけど、根本的に構図が楽しくなくて正直あんま楽しめなかったです。
白雪姫と対戦
あとストーリー全体はそんな悪くなかったんじゃないかな?正直ディズニー版白雪姫ってそんなじっくり見てるわけじゃないんですけど、現代的にローカライズする上でやることはやってるし、小さな女の子だった白雪姫が自立して理想の自分になるというあらまし自体はすんなり入ってきたしおかしいところはそんなないと思いました。まあ内容は薄いっちゃ薄いんですけど、原作がかなり昔なことを考えるとある程度仕方ないのかなと。「みんなで分け合って幸せになる」という全体のストーリーも、共産主義っぽく聞こえるのは良くないけどまあ言うて「これが俺たちの絆パワーだ!!」みたいなもんなので言ってる事自体はそんなおかしくはないし。