十一人の賊軍と対戦
異なる経緯で捕らえられた罪人。無罪放免を勝ち取るために決死の籠城戦に身を投じる!白石和彌監督ということもあり、飛び交う血!暴力的な世界観!弾ける爆薬!ととにかく血で血を洗う壮絶な作品。まあとにかく戦闘シーンのボリュームが凄まじくそれだけでも楽しい、いい暴力作品でした!ドラマパートも行きずりの人間が衝突しながらも助け合っていく様や籠城戦まわりの政治的駆け引きなど、アクションを邪魔しない程度に程よく彩られていてバランスが良かったです。阿部サダヲの怪演も必見!ちょっとグロいシーンはあるけど、これはとても爽快!ヤクザ系の作品が好きな人なら間違いなしの名作です。ちなみにこの映画、「だからこれから見せてね…ぼっちちゃんのロック…ぼっち・ざ・ろっくを!」っていうシーンがあるんですけど悪いインターネットのせいで笑い堪えるの大変だった。俺は豪烈弥太郎を絶対に許さない。