あの人が消えたと対戦
「人が消える」という噂の立つマンション。そこの配達担当に配属された主人公が予想もできない事件に巻き込まれていくというサスペンス作品。この映画、作中に様々な仕掛けや伏線が仕込まれている、所謂"ネタバレ厳禁"系映画なんですけど…ちょっとライブ感で動いてる印象は否定できないかな!あと、配達員の主人公の行動がこれ職業倫理的にどうなの?みたいなシーンもあったりして違和感を覚えてしまうシーンがあったりもマイナス。正直緻密な伏線回収を期待してるとずっこけてしまう…というところはありますが、作品に散りばめられた要素は丁寧に回収されているし、要素要素のつなげ方は結構面白くてかなり独自性のある作品に仕上がっていました。作品との完成度はおいておくとして、僕はこれ結構好きです。久々にパンフも買っちゃったし。ちなみにこの映画、高橋文哉が小説家になろうのダメ小説を批判するシーンがあるのでオススメです。