お前の罪を自白しろと対戦
政治家一家の孫娘が誘拐された!助けてほしくば国会議員である父の罪を自白しろと迫る犯人。果たして犯人の正体は、そして父親が抱える罪とは…という作品。いわゆる"邦画仕草"の激しい作品ではありますが、まあこういう映画を見に来ている身でそれに突っ込むのはもはや野暮。とはいえあまり好みではない映画ではあったなあ。もっと犯人の正体に直に迫る追跡劇を期待していたのですが、実のところ政治的な駆け引きが割合的に多く、命の危険がせまる状況なのに捜査に進展が起こらず政治家内々ばかりで進む展開には違和感。登場人物がシラフで"罪"を連呼するのも雰囲気が安っぽくなっちゃってるし、ストーリーに布石がなくポンポンと新情報が出て展開する様はいきあたりばったり感があっていまいちのめりこめなかったり。私が予想していた作風ではなかったというバイアスこそありますが、どうも素直には褒められない一作。う~~~む期待してたんだけどなこれ…