アライブフーンと対戦
今時モータースポーツの映画なんて珍しいのにさらにドリフトが題材ときたらもう珍獣ものですよこれ。題材が捻ってある分ストーリー自体はかなりベタで、人間ドラマの尺は長くないものの、安心して見れた。それはともかく、CGを使わず全て実演したというドリフトシーンは圧巻で、実写撮影とは思えないほどカメラワークもかなり迫力満点でよかったです。ドリフト中に片方のフロントタイヤの荷重が抜けて浮きかかっているところ(いわゆるインホイールリフト)が見えたり、拘りがかなりすごい。あとこれは余談ですが、本人役で出演してる土屋圭市、独特な世界観から繰り出される妙にふわふわした言葉がマジでまんまだったので笑ってしまった。