スマホを落としただけなのに ファイナルハッキングゲームと対戦
本シリーズ、個人的にはスピーディーな展開でマンネリさせないテンポ感やシュールかつ突拍子のない演出でとにかく目を飽きさせないことが魅力のシリーズだと僕は思ってたんですけど…こりゃダメだー!!今回、闇のスマホ使いが主役になっているのですが、ヒロインとのロマンスや内面の掘り下げがメインになっていて絵面としては地味…というか悪い意味での安っぽさが目につきました。日本を飛び出し海外にまで及ぶスケール感にも関わらず、スマホ使い達が戦うシーンが少ないせいで以前の作品よりもかえってこじんまりした印象を受けてしまったのもよくなかった。登場人物も多くはないのに扱いきれておらず中途半端に終わったりキーパーソンの一人である麻美(北川景子)が映像出演のみとなっているなど、キャストや演出面でのスケールダウン感も否めず。特に謎のハワイアンBGMが流れなかったのはとてももったいない!続く
スマホを落としただけなのに ファイナルハッキングゲームと対戦
ストーリーも、今までスマホを落としたことで物語が始まるという構図になっていたのに今回のスマホ落としパートがかなり雑で、全体のストーリーに対する影響も薄く、各登場人物の因縁や要素の回収に終始するばかりで見応えがなかったのも非常に残念。闇のスマホ使いの怪演で場を持たせるような役者ファーストの映画という傾向が強まっていて正直あんま見ていられなかったです。……と、全体的に非常に残念な作品になっていたのですが。……あのラスト何!?!?!?これ、ラスト1分の展開や演出が非常に衝撃的なものとなっていて、今までの不満が全て吹っ飛んでしまうようなとても貴重な経験をしました。……いや!道中考えたらこうなることは予想できなくはないけど!こういう見せ方されたら……卑怯だろ!無理だわこんなん!!いやこれある意味みんなに見てほしいですよ。必見です。というわけでこの映画、上映時間116分の中で115分は20点ですがラスト1分だけ1億点なので合計1億20点です。そんなことある?