今回ばかりはノスさんもちょっと厳しく言わざるを得ないですねこれ。この映画……僕は結構好きです。やったー!!!いやね?わかるんですよ??画面はちゃちいし邦画っぽい溜める仕草が逃走中のゲームと相性悪くて何ちんたらしてんねんってなるしどう見てもハンターに捕まってるのにセーフっぽい感じになってるしワイルドハンターの怪人的な仕草がハンターの強さと噛み合ってなくて逆にチープだし…言いたいことは本当に無数にあるんですけど、バラバラになった元リレー選手たちがデスゲームと化した逃走中の中で運命のバトンを渡していく…という構造が人間讃歌としていい!走って走って生き残る者たちに希望を繋いでいくという構造が逃走中と凄くマッチしてて文芸がかなり決まってるんですよね。ジョジョ好きな人にオススメですこれ。ツッコミどころは無数にあるものの、逃走中という番組の映画作品として"らしさ"を残しながら一本の作品として芯が通った出来になってます。僕はオススメです。まあ、100円ショップの変なグッズが思ったより使えてよかったというレベルの話なので、これに2000円払うのは嫌という気持ちもわかる。