クラメルカガリと対戦
発展途上の炭鉱街で地図書きの少年少女が事件に巻き込まれる…というお話。原案として成田良悟が関わっていることもあってか、デュラララ!!よりスターシステムめいたキャラも登場していたり。流石に声優は違ったけど。広大な世界の中で埋もれるような普通の子供にスポットライトを当てながら様々な登場人物の目的が一つの戦いに収束していく様は群像劇っぽくて見ごたえがありました。作画やCGにリッチな印象はないものの、それが返ってちょっとゆるめの世界観やコミカルな演出とマッチしており、1時間と上映時間がコンパクトなこともあっておつまみにちょうどいい、そうそうこういうのがいいんだよと頷いてしまうような等身大の作品として楽しめました。ジュブナイルな映画が好きな人にはおすすめ!