アリスとテレスのまぼろし工場を見ました
現実から隔絶され時の止まった世界で繰り広げられる少年少女の青春ストーリー。こ、これは…癖が強い…!青春物語を得意とする岡田麿里の脚本・監督作品ですが、秩父系作品よりもさらにこってりと煮込まれた作品となっており、中々に咀嚼が難しい。とにかく登場人物の心情の移り変わりに重点が置かれており、ストーリーに関しては説明不足気味かつライブ感で進んでいくので進行上困惑することもしばしば。しかし癖の強い分作品に込められた願いを届けるメッセージ性はとても心強く、停滞を否定し未来への希望を目指す主人公の姿にはとても心打たれるものがあったと思います。しかしこれは…流石に好みが真っ二つにわかれるだろうな…!
ちなみにこれはネタバレですが
結局アリスとテレスって誰?いや言わんとすることはわかるけどさ。