スーパーマリオブラザーズザムービーと対戦
俺たちは…「スーパーマリオブラザーズ」!!いやまさかタイトルを回収するタイプの映画だと思ってなくてびっくりした。とにかくファンサが多い映画で、この音楽聞いたことある!とかこれこのゲームの場面だ!みたいなシーンが多く見て聞いて楽しめる作品に仕上がっています。吹替もクオリティが高く、特に宮野真守氏の「It's me,Mario!」にいたってはチャールズ・マーティネー本人ではないかと思うほどの似せ方でした。いや~~これは完璧な映画だ。………と言えればよかったんだけれども。これエターナルズでも同じこと言ったんですけど、仲間集めパートがあまりにも長いために序盤中盤が非常にダルく、ストーリーラインがぎっしり詰まっている映画ではないため"見てて楽しいのに面白くない"という何とも言えない視聴感覚を味わいました。兄弟の絆を謳いながらマリオの活躍が中心でルイージが活躍するのはほぼラストのみというバランスの悪さも目についたところ。ただしファンサ作品としては100点満点だし、マリオの家族関係というありそうでなかったところを掘り下げるところは面白かったです。