ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉と対戦
これはね…!名作ですね…!いつものアニメウマ娘的なフォーマットで進みますねという作品なんですけど、登場人物たちが互いに影響しあって進化を遂げていく様が非常に気持ちよかった。こいつがこういうイベントでこうなったからあいつはその影響を受けてああなる…といった連鎖がキッチリと噛み合っていたのが好感触でした。少し演出に関してはギラギラしすぎて過剰だなと感じるところはあるものの、まあ元からシリーズとしてはこんなもんなのでそこまで浮いてる感はなかったかな。序盤によくあったジャングルポケットのギャグ的演出は可愛かったしね。音響もかなりこだわって作っているのが見て取れるので(鑑賞したところがそこまで設備よくなかったのであまり実感はできませんでしたが)見るならそういう所で見た方がいいかも。今更言うまでもありませんが、熱血スポ根を浴びたいならおすすめです。
数分間のエールをと対戦
これはね。これはね…。…………これはね〜〜〜〜。花田十輝ですね。十輝兄!十気に行くぜ!!MV制作というフィールドから"モノづくり"論を展開するという感じの映画なんですけど、これはね、花田十輝だね…!自分の正しいと思う方向に一直線な主人公とか、ノイズになりそうな整合性は結構無視しちゃうところとか…まあ癖出てますね!カット割りや(特に画面転換の)演出は結構オシャレで見応えあるし、やろうとしていること自体は結構面白いとは思うんですけど、どうも微妙に配慮が足りてないところとか結局「できる」側の目線になっちゃってるよなあみたいなところも気になったりして。素直によかったなとは言いづらい作品かも。僕の脳内のイマジナリーなつみかんさんが大暴走してたので、いつも花田十輝に文句いいがちなTLの皆さんは是非その目で確かめてジャッジを下してみてください。
【WCS直前】世界ランカーひろゆきが、手札誘発の打ち方について徹底的に解説します【遊戯王マスターデュエル】
https://youtube.com/watch?v=nsZjg0HVM38&si=z5WMQcIhHaok3BDq
世界一有能なひろゆきです
マッドマックス:フュリオサと対戦
あとこの映画上映時間が結構長くてその分アクションシーンがかなり多いんですけど、そのクオリティに関わらずアクションシーンが長すぎるせいで映画全体で見るとアクションシーン自体にダレの要素が発生してるのが結構残念でした。映画、長ければ良いというものではない。
マッドマックス:フュリオサと対戦
お前…!そういうことしたら…!戦争だろうが…!!前作(怒りのデスロード)はバカバカしい絵面でオブラートに包みながら終末世界の悲惨さやフェミニズムといったメッセージ性が含まれていた映画だったんですけど、今回そのオブラートがほぼありません。ひたすらその世界の悲惨さを描写しつつ、ド派手なカーアクションは特盛りのまま…なので、世界観と作風の違和感が目立つ作りになっている印象を受けました。直接的なグロや不快感を煽る演出(特に虫が苦手な人は要注意です)も増えていてそこも合わなかったかも。ストーリーも前作に至るまでの説明に終止する形で予定調和すぎる面も。アクションや音響のド派手さ、ディメンタスというキャラの面白みこそあるので決してつまらない映画ではないのですが、マッドマックスシリーズに何を求めているかでこの映画の評価は大きく変わりそうだと感じました。…こういう書き方をしているということは、僕はこの映画あんま乗れなかったということなんだけども。いやけどディメンタスという男はかなりいい"作り"をしているなと感じたのでキャラ造形の勉強にはいい教材かも。