続き
長崎そよが燈の歌詞に対して共感したのについては、10話が納得できる人であればかなりスムーズに受け入れられるんだと思いますが、僕としては後出しだし唐突だしよく分かんないな、という印象でした。
居場所に関しても、原Mygo(7話のライブ前のMygo)でも燈は「一生バンドやろう」って言ってるわけだし、それが居場所になり得るんじゃないの?と思います。もしならないんだとしたらやっぱりそれはクライシックに対して何か特別な感情が、それこそただ「楽しい」を超えたものがあったんじゃないかと思うので、それをもっと本編で表現してほしかったなあと思います。
これは余談ですが、長崎そよが周りに流されやすいともあんまり思っていなくて、むしろクライシックの再結成を目論んで動いていたのは、目標に向かって能動的に行動できるキャラなんだと思います。周りに合わせているのも長崎そよが周りの人間の機微を感じとれてしまって、その期待を裏切ったときに出る負の感情も感じとれてしまうからこそ、そうさせないように主体的に行動している結果であって、流されているとか自分の判断基準がない、とはまた別の性質なんじゃないかと思います。